スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

こなたよりかなたまで 感想

"エロゲー(18禁ゲーム)のすばらしさを伝えていこう!!"企画、第4弾「こなたよりかなたまで」です

自分の趣味は幅広く、エロゲもその趣味の1つです・・・友人に勧められたのがきっかけです

正直、自分も最初はエロゲをバカにしていました・・・抜くためだけのゲームだと思っていましたから

ただエロゲも"作品を選べば"本やアニメ、映画以上の感動や面白みがあるのだなぁ、と思うこの頃

自分以外の人にエロゲの魅力を伝えたい、という企画です


こなたよりかなたまで パッケージリニューアル版こなたよりかなたまで パッケージリニューアル版
()
F&C・FC01

商品詳細を見る



公式HP→http://fandc.co.jp/product/konakana/  Wikipedia→http://ja.wikipedia.org/wiki/こなたよりかなたまで


・総評
ストーリー ★★★★★
キャラ   ★★★★★
音楽    ★★★★★
CG     ★★★★★
笑     ★★☆☆☆
エロ    ★★★☆☆
総合    ★★★★★


・あらすじ

主人公・彼方はいたって普通な学園生活を過ごし、彼もそれに従って生きてきた

そんな彼に、3年の夏、思っても見なかったことが押し掛ける

 ―― そのことは彼の人生を変えた

それから半年経った冬、今度は彼の目の前に1人の女性が現れた

 ―― その女性の存在によって彼の人生はまた変わっていく


・批評

もうエロゲ感想、第4弾ですよ(第1弾:G線、第2弾:リトバス、第3弾:こんにゃく)

この作品「こなたよりかなたまで」も例にもれず、1?3弾の作品同様すばらしいのですが

この作品は語りたいことが多すぎる!! ・・・1?3弾の作品よりストーリーは短いのですが

多すぎてまとめるの面倒!! ということでこうして記事にすることをためらっていました

しかしこの作品はぜひ薦めておきたい・・・という前フリだけで5行・・・先は長い・・・


この作品は賛否両論が多いです

というのも一種の宗教的倫理観というか哲学的な内容なので好き嫌いがあるのかもしれません

・・・仏教信者がキリスト教を好きになれと言われても難しいのとだいたい同じです

あるいはこの作品は全体的に内容が重いので、エロゲにそういう重さを求めていない人は肌に合わないかも

ともあれ俺はこの作品が好きです、すばらしいと思います

なぜか完クリしたあと、「くそ?」って1人で叫んでました

・・・えぇ、悔しいほどにシナリオが上手くできていたからです

この作品に大きく感銘を受けたのなら、その人の人生はほんのちょっと変わるかもしれません

それほど大きな力を持った作品です・・・まるで宗教ですね笑

この作品をプレイして損をすることはないです・・・ただ作品に対する印象はその人次第

分類上は「泣きゲー」で、宗教的倫理観とか考えなくても「泣きゲー」としての役割は果たすでしょう

・・・そんなに深く考えなくてもシナリオが上手くできているので感動はします

またHシーンは少なく、かつネタにはできないかと

・・・存在自体も最初は不要な気もしたが、ストーリー展開上意外と必要かも

あとこの作品は個人的にオススメ攻略順があります

クリスNormal → いずみ・優 → 二十重 → 佳苗 → クリスTrue です

この作品は全ルートを通して普遍的なテーマがあり、そのテーマを追うのにこの攻略順が無難です

特にクリスTrueは1番最後が良いです・・・シナリオライターのこの作品を通して伝えたいことがこのルートに詰まっているからです

(初心者?)中級者向け


※ここからネタバレ

えぇ、これから語ります、語っちゃいます

この作品のテーマが重いので語るのもちょっと疲れそうです。。。


このゲームの主題は「死生観」だと言われていますが、確かに間違いではないです

主人公が「生」に対してどのように考え、実際どのように生きるのかについての描写がほとんどである

ですが、そのテーマは「死」を意識した彼方においてあてはまるテーマであり、この作品の真のテーマはもう少し限定的だと思います

そもそも「死生観」とは何か → Wikipedia参照

簡潔に言えば「死を通した生の見方」である

主人公は最後の最後で「無限の生」を手に入れる

もし俺がシナリオライターだったら「死生観」がテーマの作品に「無限の生」など持ち込まないだろう

「生」と「死」があってこそ「死生観」という考えが成り立つのに「死」がなければ意味がない

またこの作品はクリスNormal以外主人公の死についての描写がない

主人公自身も「死」を気にして生きる生き方を否定している

いずみ・優ルートで囲碁好きのおじいちゃんが死んだ出来事は確かに主人公に「死」という不安を感じさせた

だがルート最後、碁の伏線で「五の7だ」というシーンがあるが、彼は「大切なものはすぐ側にあった。人のぬくもりを感じて残りの日々を生きていくこと、そこに不安はなかった」とやはり「死」を気にせず生きようとしている

主人公が何度か病気の進行で気絶するシーンがありますが、それは大抵何かの始まりを予感させるものですよね

つまり最初から「死」はこの作品においてあまり重要ではないのである

この作品において重要なのは「どのように生きるか」の「どのように」の部分であり、それが真のテーマなのです

「どのように生きるか」、それこそが「死生観」ではないのかという反論があるかもしれません

しかしそう言ってしまったら哲学は皆「死生観」になってしまいます

それに主人公はクリスTrueの最後で「無限に生きるから共に歩める」のではなく「共に歩むから無限に生きる」のだと言っています

つまりこの作品においては「生きる」というのは「どのように」のあとについてくるもので「生きる」こと自体を目的とはしていないのです


ではその真のテーマとは何か

簡潔に言えば「利己主義」と「利他主義」です

利己主義とは→Wikipedia参照  利他的行動→Wikipedia参照

主人公は死を目の前にしてもなお、皆が幸せに生きられるようにと考えていました

特に佐倉に対しては自分が1人になることを覚悟の上で、佐倉が自分の死後も幸せに生きられるように自分から佐倉を遠ざけようとしていました

またクリスから「無限の生」と目前の「死」をせまられたとき、「無限の生」を受け入れることでこの生活はままならなくなり、自分の周りの人間の生活を守るためには自分が孤独になるしかない、

また「無限の生」は主人公が望んでいなかったクリスの吸血鬼の部分を認めることになり、皆と笑って過ごしているクリスを否定することにつながると主人公は考えていました

しかしそれは独善だったと主人公はクリスTrueで気付いています

つまり自己犠牲によってクリスや佐倉、自分の周りの人間を助けようとする「利他的行動」は単なる自己満足「利己主義」でしかなかったということに主人公は気付くのです

それまでの主人公の行動は、例えて言うなら「車にひかれそうな人間を見て、その人を助けてなぜか自分は車にひかれる」というのと似ています

映画やマンガとかでよくありますが、なぜ自分も助かる方法を選ばなかったのかと疑問に思うときがあります

別に「車にひかれそうな人も助け、自分も車にひかれないようにする」それでいいじゃないか、と

つまり主人公の最後に取った行動はまさに「自分も相手も助ける"相利行動"」なのです

「無限の生」を受け入れて(※)、なおかつクリスの笑顔、自分の周りの人間の生活を守っていこうとしたのです

※主人公にとって利となるのは「無限の生」ではなく、クリスとエンゲージして共に歩むことです

作中に「在りたいように在るのは難しい。でも、もしかすると在りたい自分をはきちがえてるかもしれない」または「思うとおりに生きられない。でも違った。最初の思い方が間違っていたんだ」という文章がありますが

主人公は「なぜか車にひかれようとしていた」つまり、まるで自己を犠牲にするしかないと思っていたから「在りたいように在るのは難しい」し、「思うとおりには生きられなかった」のです


ここまで長々と語ってきましたが、理解していただけたでしょうか

この作品はテーマを分散させず、作品全体で1つの考え方をはっきりと提示するものです

しかしその考え方はあくまで日常生活における1つの考え方であって、必ずしもそれが正しいとは言えません

世の中にはさまざまな考え方があるですから・・・そもそも様々な考え方がなければ哲学なんてありません

ただ俺はこの作品における考え方が好きだった、というだけです

ここで自分以外のレビューを紹介しておきます

運玉義留(ウンタマギルー)さんのレビュー→http://homepage2.nifty.com/guiru/GAME_048konakana.HTMです

この人のレビューは毒舌的ですが非常によく考えられていてすばらしいと思います

自分の言いたかったこと、感じていたけど言葉にできなかったことまでほとんどが書かれちゃってます

ただウンタマギルーさんのレビューはこの作品に対して批判的です

ですがむやみに批判しているのではなく、この作品を認めた上で批判しています・・・この作品における考え方を理解した上で、その考え方を批判しています

どちらかというと批判しているというよりは、このシナリオライターの考え方、シナリオライターを通して映し出される主人公が嫌いだ、といった感じです

ウンタマギルーさんのレビューは非常に面白いですが、本人とは話が合わなそうです笑

・・・「家族計画」と「CROSS†CHANNEL」をけちょんけちょんにけなしている時点で、「この人とは考え方が違うな」と思いました


あと「利己主義」「利他主義」に関連して1つのエピソードを紹介しておきます

「人に何かをしてあげること」→http://1yoshi.zero-city.com/html/nekehakouzu2.htm

主題は「こなたよりかなたまで」と結構似ていますが最後の結論が違います

これはこれで面白い(interesting)考え方です



もう語り尽くした感はありますが、一応個別ルートごとに感想を

・クリス(クリステル=V=マリー)ルート ?クリスNormal、クリスTrue?

これが本命、これあってこその「こなかな」、佐倉ルートも良いけどやっぱりこれ

このゲームを始めた当初は「この題材に吸血鬼?」と思いましたが、この人の存在は必要不可欠でした

不老不死、長い間生きているからこそ彼方の苦悩を理解することができる

死が迫った彼の思いを普通の人が理解する、というシナリオは少々苦しい

だが「死」の苦しみをも凌駕する「不老不死」の苦しみを持ったクリスだからこそ、彼の思いを理解できても不思議ではない

さらに「無限の生」と主題との絡みなど、その他においての彼女の存在は欠かせない

・・・つくづくこの設定の巧妙さに驚かされます

またクリス自身も人(?)としてすばらしい、というかすごい

このすごさを言葉で表すことはできないが、クリスの人としてのスキルを100とすると俺は1にも満たない

・・・というかこういう例えをしている時点で圧倒的に負けてるような気がする

・・・というか勝ち負けとか言ってる時点で(ry

そんな彼女を落とした彼方もすごい

今まで論理的に主題について偉そうに語ってましたが、実際はシナリオ見て感動して涙流してましたよ

もう物語中盤のの公園のシーンから最後の結婚のシーンに至るまでぼろぼろでしたよ

ホント普通の日常的なシーンでほろっときちゃいましたよ!!

・・・って何か長く語りすぎて疲れてますね、俺

本当はクリスNormalとクリスTrueの違いも語ろうかと思っていましたがもういいです

簡単に言えば両者の違いは彼方が「彼方」を見いだせるか否かです・・・これで伝わればいいのですが


・佳苗(佐倉 佳苗)ルート

純粋な恋愛のシナリオはこっちですよね

彼方は自分のしていることが独善だと自分で気付くのではなく、佳苗に気付かされるんです

でも佳苗にとってそんなことはどうでも良くて「彼方が自分を愛してくれている」その事実だけで良かったんです

恐らく佳苗は、彼方が自分のことを嫌いだとはっきり拒絶するわけでもなく、拒絶するたびに苦しそうな表情をするのを見て本当にどうして良いのか分からなかったのでしょう

もしかしたらその彼方の苦しそうな表情の裏に、彼方の佐倉に対する愛情が見え隠れしていたのかもしれません

本当に佳苗にしてみればわけが分かんないですよね

俺がそういうことされたそいつのこと殴ってます・・・って実際に耕介に殴られたか


・いずみ・優(鹿島 いずみ・朝倉 優)ルート

正直シナリオライター的にクリス、佳苗ルートが本命でこれはおまけみたいなものでしょう

でも優ちゃんがかわいいので全然問題ないです・・・えっ俺は彼方みたいにロリコンではないですよ

碁好きのおじいちゃんの話と優のおじいちゃんの話は反則だろ・・・

だから俺は昔じいちゃん子でそういうのには弱いんだって

いずみちゃんもクリス同様すごい人だよね・・・というか2人ちょっと似たタイプだよね

不老不死によって多くの別れを経験してきたクリスと、病院勤めで多くの別れを経験してきたいずみ

何か共通するものがあるのかもね


・二十重(九重 二十重)ルート

正直これもおまけルートですね・・・ヒロインの数が足りないから付け加えたような

ただ九重さんもかわいいのでこのルートも大歓迎です・・・胸が小さいから好きとかではないよ

このルートは九重さんの魅力を十分に味わうためのルートかな・・・このルートの彼女は本当にかわいいです

主人公の台詞で一番印象に残っているのは

彼方「君は間違ってなんかいない」
九重「何故・・・?」
彼方「僕がそう思うからだ」

って俺なら絶対こんなこと言えないwww 日常における理由なんてこんなもんでいいのかもね

九重さんは「死神っぽい何か」ですが、普段の生活は普通の少女で彼女自身もそのことを望んでいます

同じ非現実でもクリスみたいな人はそうそういないでしょうが、九重さんっぽい人なら実際いると思います

九重さんは「死神っぽい何か」という非現実的な宿命を背負っていますが、それに似たような現実的な宿命を背負った人ならいると思います

シナリオライターはそんなことを伝えたかったのかもね



もう語り尽くして疲れました・・・たぶん自分の記事の中で最長です

この記事を書くためにまたこのゲームをスキップしながらも1周しましたから本当に大変でした

第4弾まで次々出していきましたが第5弾はもうしばらく経ってからだと思います


スポンサーサイト
FC2カウンター
プロフィール

シャルル

Author:シャルル
性別:男
好きなアニメ:プラネテス
好きな女優:北川景子
好きな歌手:ミスチル、KOTOKO
壁紙はすべて拾いものです

1人でボケて1人でツッコミを入れているときがありますが、微笑んで流してやってください

☆相互リンク募集中☆
相互リンクに関しては→こちら

基本的にはジャンルを問わず、どなたでもOKです


参考になった記事には拍手をいただけるとうれしいです

最新記事
カテゴリ
カレンダー
月別アーカイブ
最新トラックバック
最新コメント
シャルル(ブログ主)の一言

2014年1月1日現在、普通に生きてます。LoLというゲームをやってます。ラノベとゲームにはまるこの頃。



これからは不定期で自分の好きな作品について語っていく予定。

検索フォーム
過去記事を一覧表示
全タイトルを表示
RSSリンクの表示
リンク

☆相互リンク募集中☆

相互リンクに関しては→こちら

アニメ壁紙サイト まとめブログ

アニメ壁紙サイト まとめブログ




アニメ壁紙サイト まとめブログ

爽快!読書空間




二次元という名の幻想郷

二次元という名の幻想郷




新しい仮面ライダー考えました。

新しい仮面ライダー考えました。




~応援している公式サイトなど~



灼眼のシャナⅢ


僕は
友達が少ない 特設サイト


侵略!?イカ娘


TVアニメ「ペルソナ4」


Fate/Zero


K-ON!


TVアニメーション「魔法少女まどか☆マギカ」公式サイト





空の境界





ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。